とても良かった。
こんばんはぷりにーです。
舞台『やがて君になる』。
「あの『やが君』が、メインキャストに
『レヴュースタァライト』ばななちゃん役の小泉萌香さんと
『シャニマス』の月岡恋鐘役の礒部花凜さんを据えて舞台化!??」
とはしゃいで応募し、友達が当選して行ったのが今日。
きっかけはどうあれ、見にきて良かったと心から言える舞台でしたので感想。
演者さんたちの身長差が良い
#舞台やが君 2日目
— 河内美里 (@k_mi_sa_to) May 4, 2019
ありがとうございました🍀
明日も2公演!
楽しんでいただけるように
頑張ります!
お待ちしております🤗#やがて君になる pic.twitter.com/dmgy7QERLr
舞台「やがて君になる」2日目
— 礒部花凜 official (@Carin_Official) May 4, 2019
2公演 ありがとうございました!
燈子と沙弥香で。
毎日、沙弥香の色んな感情を感じながら、燈子を見つめ見守っています。 pic.twitter.com/4bIR23YgWL
舞台「やがて君になる」2日目!
— 立道梨緒奈 (@riona_tatemichi) May 4, 2019
ご来場ありがとうございました☕️
可愛いなあ、理子。#やがて君になる #舞台やが君 pic.twitter.com/kgHXxHBn2i
見てくださいこの身長差。
細かな特徴まで気にしてキャスティングされているんだなというのを感じます。 ‥‥沙弥香はイメージより小さい気がしますが。
特に侑と燈子の身長差が絶妙で、軽率に顔を近づけるシーンはかなりドキドキします。 あとみんな顔小さい!
喫茶店の店長も背高い! カッコイイ!
もちろん見た目だけではなく、演技も各キャラの特徴や感情、表情を細かく演じられていて、あらゆる面で「めちゃくちゃしっかり作られた実写舞台だ‥‥! 2.5次元‥‥!」と納得の頷きをするのは間違いないです。
イチから始まる物語
舞台の時間は2時間。
公式HPではあらすじを公開されていなかったので、どこまでやるんだろう? どこかを切り取るのかな? だとしたら生徒会劇あたりをそのまま舞台化とかするのかな?
とか考えていました。
開演後、始まったのは河合さん演じる小糸侑の独白から。
こ、これ一番最初からだ‥‥!
予想を裏切り、舞台は侑が生徒会に入るところからスタート。 なるほどなるほど!
そして始まった瞬間からすぐに感じ取れたコト。
演者さん、めっちゃ早口‥‥!
常人ならカミカミだろう速度で話すキャラクター達。
状況の説明や小糸とこよみ、朱里らとのやり取りが高速で進んでいきます。
(早い早い早い。 めっっっちゃ早い)
などと考えつつ、あれよあれよと話が進んでいきました。
原作から取捨したシーンと"間"の妙
上記の通り、とてつもないスピードで進んだ舞台『やが君』。
そのスピード感に問題があったかというと、これが全く無いんです。
演者さんはハキハキ喋るし、間が必要な場面ではキッチリ間を作る。 だからこそスルスルと話が入ってきました。
侑のキャラクターが原作やアニメと違って、冒頭から感情を大きく表現するキャラクターになっていましたが、恋愛に対しては少し冷めているという部分のギャップがよく現れていたのでこれはこれでアリって感じです。
脚本に関しては、物語の本筋では無く"生徒会"の話としては若干情報が溢れるであろう「侑の家族や書店で手伝っていることについて」はカットされています。
逆に、「朱里が告白相手に振られた話」や「燈子が侑にプラネタリウムをプレゼントする場面」なんかは、場面がそれぞれ教室と生徒会室に充てられてしっかりと補完されていました。
こういう細かい工夫に、後から漫画を読み直して気づけるのも舞台の魅力ですね。
後半、変わるリズムと表現
ここまで「スピード感」を押してきたわけですが、物語が後半に進むにつれて少しずつ各演出に時間が割かれ始めます。
△このシーンももちろんありました
間が増えていき、磯部さんを筆頭に各キャラのセリフが少しずつ重くゆっくりになっていきました。 この時間のコントロール、けっこう凄いのでは。
生徒会劇が始まる頃にはスピード感も落ち着いて、1つ1つのシーンにより「間」が置かれていきます。
そして心境の変化もしっかりと表現されていました。
特に息を呑んだのは、小泉萌香さんの"圧"。
ばななちゃんの時にもあった「裏のある大物」になった時の「底知れぬ怖さ」というのを表現するのが上手く感じました。 上の河原のシーンだけではなく、後半の姉と生徒会劇と侑の間で揺れている燈子先輩の感情も見どころです。
あと、礒部花凜さんの沙弥香にある上品さと精神的不器用さもかなりポイントです。 磯部さん、いわゆる半憑依型な人な気がします。 『シャニラジ』などで聴く本人のキャラクター性とは全く違う沙弥香というキャラクターにドキっとする場面もありました。
舞台を彩るサブキャラたち
男キャラやこよみや箱崎先生たちサブキャラも、『やが君』の世界にバッチリマッチしたキャラクターになっていました。
個人的に好きだったのは槇くん、こよみ、喫茶店店長の都さん、元生徒会長。 堂島も好きだなあ。
もし次があるのなら、もっと舞台の色んなところに注目したいです。 ていうか円盤買うか。
まとめ
最初は演者目当てで行きましたが、好きな作品ではあった『やがて君になる』。
若干不安ではあったものの、終わってしまうと「ああ、また見たいな」と思える良い舞台でした。
更に言うのであれば、『やがて君になる』の魅力はこの舞台にほぼ全て詰まっています。
『レヴュー』や『シャニマス』から『舞台やが君』に入った人も安心のクオリティ。 これは帰りに漫画原作かアニメ円盤を買うことが確定してますね?
そしてなんとこの舞台、全日当日券があるそうです。 しゅげぇ! でも残りのGWはもう家から出たくないな‥‥。
円盤も出るそうなので、これは買うしかない!!!
描き下ろしのビジュアルやパンフレットももちろんあります。
パンフには演者へのインタビューもあるんですが、個人的には演者→演者への質問コーナーが好きです。
追記
今日のアフタートークで語られましたが、舞台「やがて君になる」のラストシーンは、稽古最終日前に辻様から
— クスノキ(電撃大王編集者)「やがて君になる」舞台5月公演 (@kusunoki_AMW) May 8, 2019
「結末を変えたい」と連絡をもらいました。
それに対して仲谷先生が
「やが君で舞台の結末を変えたいと言われて変えないわけにはいかない」と応え、あの結末が生まれました。#舞台やが君
このようなTweetが。
関わる人全員がやが君を大事に思っているのを感じますね‥‥。 また見たい‥‥。
ということで本日は以上!
明日はやが君原作読みつつ、部屋の掃除しつつかな!?
みんなも舞台やが君見に行こうな!
それではまた明日会いましょう!