画面が凄い。
こんばんわぷりにーです。
やったシナリオは「クトゥルフ神話TRPG」の「楽しい◯◯(まるまる)」。
結論から言うと、めちゃくちゃに初心者向けで超オススメでした。
その理由を大きなものから順番に紹介していきます。
▼良い点1 1時間程度で終われるシナリオ
とにかくサクッと終わる!
これの何が良いかというと、「初心者のいる卓は想定プレイ時間の2倍以上かかる」からです。
丁寧に進行することになり、1個1個説明するフェイズが入るからこれはどうしようもない所なんですが、
シナリオ特性上時間制限を設けているので、GM側でのある程度のシナリオ誘導を加えた上で時間制限のパートに突入すると、なんとぐだることなく1時間程度でシナリオが終わる!
個人的な所感ですが、どんなに長くなっても1時間半程度で終わるなという印象です。
▼良い点2 クローズドで考える要素が少ない
このシナリオは舞台が「車の中」ということで、探索場所が「車の中にあるもの」に限定されるのが素晴らしい。
CoCをやったことが無い人でも車にあるものを想像すればシナリオが自ずと進んでいくので、とても優しい。
GM側も用意がしやすいし、イメージも誘導もしやすいのがGOOD。
▼良い点3 程よい非戦闘の恐怖
シンプルに死と繋がっている状況と、ありえない事が起きる非現実感の塩梅がとても良い。
戦闘や神話生物が直接出てくる訳では無いので、そういった訳わかんない感じってよりはジャパニーズ怪談的なホラーですが、まあそれはそれ。
むしろ戦闘が発生するとゲーム自体が長くなるので、この辺りは無い方が良い。
あとはトラップの内容がCoCっぽく幻覚や狂気っぽいのも良い感じでした。
さて、良いことばかり言うのもあれなので、欠点をいくつか挙げようかなと思います。
▼欠点1 超速で終わる可能性がある
謎解きの方法がシンプルな為、効率良く要素を拾っていくと10分程度で終わってしまう可能性があります。
特に経験者が主導すると、初心者が混じっていても30分とかからず、めちゃくちゃに薄味に終わってしまう。
なのでPLの力量によっては単純に不向きですね。
▼欠点2 ロールプレイがあまりできない
クローズドで脱出ゲームちっくになるとどうしても発生する仕方ないやつですね。
なぜかと言うと「PLのリアル知識・リアル発想力にある程度依存してしまうから」。
「作者より頭の良いキャラは作れない」という言葉があるように、「PLより頭の良いPCは作れない」んだよなあ。
なので、どれだけ凝ったPCを作ってもPL側が考える要素が多くなるために作ったPCの個性が薄くなりがちです。
これは毒入りスープを始めクローズド脱出系のシナリオによくあることなので、本当に仕方ない。
頭良い人ならロールプレイ遵守できるんですけど、そんな器用な人そうそういない。
▼欠点3 周回プレイしにくい
シナリオがシンプル過ぎて、且つ脱出のネタも簡単であるがゆえに、中々2度目のプレイができないという話が挙がりました。
謎のタネを思いつくかも結構PL依存なシナリオである為に、PCにそれを思いついて行動するというプレイをさせにくいんですよね。
まあこれも短く簡単な内容だから仕方ない。
★まとめ 初めてTRPG、CoCをやるならコレ
初めての人たちでPC作成の時間を含めると大体3~4時間くらいで終わるこのシナリオ。
一般的なシナリオを初心者でやると、毒入りスープや悪霊の家でもプレイだけで3時間くらいかかってしまうので、「楽しい〇〇」は「クトゥルフ」というのを簡単に知ってもらうのにちょうどいい。
長いとそれだけで敬遠しちゃう人もいますしね‥‥。
ルルブを殆ど使わないので、この外出自粛期間にオンラインで遊ぶのにも向いています。
なのでこのシナリオを使ってオンラインセッションを組んでみるのをオススメします。
オンラインセッションは「ココフォリア」という場所が使いやすくてとても良かったです。
みんなでやろうCoC。
ということで本日は以上!
また明日会いましょう!