ぷりにっき

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ポンポさんは共感を得つつも不思議な感覚になる映画でした

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ポンポさんがやってきたぞ!

こんばんはぷりにーです。

 

昨日は『映画大好きポンポさん』を観てきました。

一緒にハシゴで『ハサウェイ』も観たのですが、それはまた別で。

 

Twitterでアニメ行界隈の人達がとても話題にしていて、アニメオタクからも評判の良い作品だったので、これは観ねばと特攻してきました。

『映画大好きポンポさん』というタイトルではありますが、主人公は「ポンポさん」ではなくアシスタントの冴えない青年ジーン。

ポンポさんはジーンの上司……プロデューサーとして支える立場の役柄でした。

 

あらすじ的には、「ポンポさんから映画監督に任命されたジーンが苦戦しながら仲間とともに映画を作りきる」という流れなのですが、とにかく観やすい。

映画を作るという題材なので当然出てくる「どんな映画が面白いか」や、制作の上で必ずぶち当たる壁などがコンパクト且つ効果的に盛り込まれていて、間延びしたシーンもなくヤマもしっかりしていたので老若男女誰にでも見れるものになっているんじゃないでしょうか。

 

ものづくりという普遍的なテーマ。

「この映画を届けたい人は誰かな」という問いは、万人受けよりも特定の誰かに観て刺さればいいというのは、全く別ジャンルながら『ロッキンユー!!』を思い出しましたね。

青春を謳歌してきた人間より、自分の世界に没頭してた人間の方が強いんだなあ……あと、そういう内容は共感を得られるし強いなあ……と。

 

あ、なんか変な話になってきたので表面的な話に戻します。

 

ポンポさんもそうなんですが、キャラがみんなめちゃくちゃかわいい!!!

足立慎吾さんは魅力的なキャラデザが本当に上手いなあと思うし、ポンポさん役の小原好美さんをはじめとして声もみんな良い。

主人公とヒロインはまあ俳優だったので、お世辞にも上手とは言えなかったのですが、本作の雰囲気や役柄とマッチしていたのでこれは全然OK。

むしろ未熟な2人がよく出ていて良かったんじゃないでしょうか。

 

全体的に言うことなしで、「映画を作る映画」という絶対に高いハードルをしっかり踏み越えつつも自ら映画内で宣言した「90分以内の観やすい映画」に収めた本作。

少なくとも、少しでも「ものを作る仕事」(興味を持ったり関わったことのある人だったら共感を興味を持てる映画だと思います。

めちゃくちゃ面白いので、ぜひ観てみてください。

 

ということで本日は以上!

また明日会いましょう!