ぷりにっき

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なろう系洋画「フリーガイ」を観てきた感想【ネタバレあり】

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この男、スゴイ。

こんばんはぷりにーです。

 

先日、ライアン・レイノルズ主演の『フリーガイ』を観てきました。

 

www.20thcenturystudios.jp

 

「主人公(ヒーロー)になりたい、すべてのただの人(フリー・ガイ)へ」

 

というキャッチコピーですが、蓋を開けるとちょっと空気が違ったのでそのあたりの話をしていこうかなと思います。

ネガティブな内容はあんまなくて、基本的に面白かったよ! って内容です。

 

さて率直に言うと、めっちゃオンラインゲーム‥‥というかGTAVの世界でなろう系をするモブキャラの映画でした!

犯罪上等、重火器ドンパチ戦車もござれの世界観。

しかも見覚えしか無いガレージがあったり、銀行強盗イベントもあって完全に「Grand Theft Auto V」。

作中のゲーム「フリーシティ」の続編を説明しているシーンでは、グラセフのパッケージイラストのような雰囲気のイラストがいっぱい並んでいましたね。

スキンやエモート、変な武器や運営側が使ってきた「ゴッドモード」は演出面も含めてかなり「Fortnite」の要素が強く出ていましたね。

あとは現実世界側の主人公、キーズの部屋にパックマンの敵キャラの照明があったり。

 

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多分コレ。

そしてゲーム内にはロックバスターが出てきたり、「KONAMI」じゃね‥‥? となる作中のゲーム会社「SUNAMI」がいたり‥‥。

「PIXEL」や「レディ・プレイヤーワン」を思い出すような、あらゆるゲームとゲーム制作者へのリスペクトを感じるめちゃくちゃ良い映画でした。

 

 

さて、それでは内容にガッツリ切り込んだ本題。

ゲーム内のモブ「ガイ」がプレイヤーキャラ「モロトフガール」に恋をする話なんですが、その中で出てきた展開が

 

「レベルを100にしてから出直してきて」

 

そうして始まったガイのレベリング。

 

それがなんとめちゃくちゃ強い。

ちょっと前までモブだったガイがなんで?

理由の説明は特に無いんですよねえ~。

そしてあれよあれよとダイジェストでレベルアップして、あっという間にレベル100。

成長過程はガッツリカット、強くなったあとの無双展開を見せていく構成‥‥。

あれ、これって‥‥。

 

「なろう」 ですか?

 

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こういうことですか???

 

そして無事レベル100を超えたガイは、恋の相手「モロトフガール」のピンチに颯爽と現れ無双。

鮮やかに脱出していくその様は完全に主人公の立ち回りでしたね。

お前、最初から"普通"じゃないよ‥‥。

 

あえてタイトルをつけるなら

「大人気オンラインゲームの背景(モブ)キャラだった俺が実はチートAI!? 最強の学習スキルを使ってプレイヤー相手に無双する」

ですかね‥‥。

 

実際にそう思って映画を見ると、驚くほどすんなりと頭に入ってくる。

ゲーム要素やなろう要素をかなりうまいこと洋画に落とし込んでいるような、馴染み深い気持ちになる映画です。

 

敵側がわかりやすく小物だったり、終盤の展開に若干の無理やり感はあるものの、それはだいたい現実世界側の出来事。

主人公のガイにとっては見えない知らない世界で、あくまで自分や他のモブキャラの為に走るというのがスッキリしていて良かったですね。

そして映画を観ている色んな人に「誰にだって一歩を踏み出す権利はある」というメッセージを残していく。

映画としての軸もしっかりしているので、2つの世界を行ったり来たりしていても混乱することが無いのもまた良かった。

 

あとは何より「キャプテン・アメリカ」と「ライトセーバー」の公式使用!

クリス・エヴァンスがキャップ役で出てきたのは流石に驚きました。

最高かよ‥‥。

 

 

そんな感じの、エンタメが好きな人にはかなりぶっ刺さる映画「フリーガイ」。

ちょっと治安の悪いゲームをやった事がある人ならわかるようなネタがいっぱいあるので、ぜひ観てみてはいかがでしょうか。

 

ということで本日は以上!

また明日会いましょう!