思った以上にオッサンメイン。
こんばんはぷりにーです。
『キングスマン:ファースト・エージェント』を観てきました。
1作目『キングスマン』の遥か前、作中組織「キングスマン」の設立までの話を描いた作品。
1作目はスパイ組織に所属するキャラクターたちの話でしたが、そもそも今回は「これからスパイになる人たち」の物語。
そもそもの話になるんですが、「スパイ×アクション」としての完成度は1作目が至高だなと個人的に思っているんですよね。
2作目は展開がぐちゃぐちゃで、キャラの魅力を殺すような展開が多くて‥‥正直うーんって感じだったんですが、そこを踏まえた3作目。
結論から言おう!
これはスパイ映画ではないと!
先述の通り「これからスパイになる人たち」の話であって、スパイの話じゃないんですよね。
しかも時代は1920年代。 第一次大戦のあたりで特に最先端のスパイガジェットが出てくるわけでもない。
みんな大好きなアレも出てこない。
そして時代背景的にどうしても出てくる「戦争」。
そこの描写が思ったよりしっかり描かれていて、中盤のシーンはもはやただの戦争映画。
塹壕から射撃、伝令を受け取りに行ったりするやり取りを観ながら「俺は何を観ているんだったっけ‥‥?」となっていました。
しかし最後の方は「キングスマン」への伏線としてしっかりスパイ的な潜入要素もあって、本作らしいアクションシーンもあったりとかなりの満足度。
フェンシングのカメラワークはかなり迫力でした。
後はシリーズを観ている人への遊び要素があるのも良かったですね。
めちゃくちゃ分かりやすい所だと「マナーが人を作る」のくだり。
靴から刃が出てくる仕掛けやアーサー王に繋がる伏線なんかも「そこからなんだ!」と驚きつつニヤリとできるのもかなり高ポイントでした。
結局おすすめかどうかで言うと‥‥。
過去作を観ていて、シリーズが好きならちゃんと観たほうが良い!
初見で観る映画ではない!
という感じかなと思います。
前提知識多いから少し勉強したい気持ちでした。
ということで本日は以上!
また明日会いましょう!