ぷりにっき

ほぼ日刊更新。日々のことをゆるゆる書いていく

君たちはどう生きるか

 

お前このポスターの目つき違うじゃねえか!

こんばんはぷりにーです。

 

君たちはどう生きるか』を観てきました。

ジブリ、そして宮崎駿の久しぶりの作品でしたが、そもそも事前の宣伝があまりにもなかったですね。

恐らく宮崎駿最期になるかもしれない話でそれはいいのか‥‥?

 

そんなことを思ったこの映画ですが、内容は今までのジブリの総集編たる内容でした。

戦前?くらいの時代で都会から田舎に疎開してきた少年真人が、不思議なアオサギに導かれて不思議な世界に旅立つというもの。

不思議な世界は鳥が人型で意志を持っていて、人間は基本的に外‥‥というか我々の世界から迷い込んで来た感じ。

 

疎開先の、お父さんの再婚相手のナツコさんが失踪してしまって、それを救い出すために真人も異世界に飛び込むという流れだったのですが、真人がまあ強い。

何が強いってメンタルもフィジカルも、およそ小学生のそれではない。

時代感ももちろんあるとは思うんですが、独特な空気感でしたね。

 

もののけ姫から風立ちぬまでの、あらゆるジブリが込められていた気がします。

こう‥‥言語化が難しい‥‥。

でもあの異世界は「生死が曖昧な世界」というのがたぶんあって、それはポニョとか千と千尋あたりから続く宮崎駿監督の世界観だと思うんですよね。

それに更に戦争近辺の時代感っていう組み合わせが、単なる「異世界に行く」というありがちなテーマが途端に宮崎駿独自の雰囲気になっている。

真人だけで見たらめちゃくちゃ当時の時代の等身大だなあと。

たぶん本当に、あの時代を生きている人じゃないと描けない。

 

そもそもとして、面白い! って手放しに言う映画じゃあない気がするんですよね。

個人的に面白くはあったんですが、間延びしていて展開としては山が少ないっていうのももちろんあって、しかもわかりにくい。

でも嫌いじゃないなあ。

なんだろうなあ。 言語化が難しい。

 

いずれの配信とかでもう1回見たいなって思います。

その時もう一度咀嚼したい。

そういう意味でも、いい映画でした。

 

ということで本日は以上!

また明日会いましょう!